Sunday, December 1, 2013

小林正則、最大のピンチに「神がかり的アプローチでちゃった!」




2011年06月24日18時56分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 小林 正則 -8
2 キム・キョンテ -6
P・マークセン -6
ブラッド・ケネディ -6
5 ベ・サンムン -5
久保谷 健一 -5
チョ・ ミンギュ -5
8 藤田 寛之 -4
丸山 大輔 -4
上田 諭尉 -4


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単独首位に立った小林正則(撮影:岩井康博)











<~全英への道~ミズノオープン 2日目>◇24日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,317ヤード・パー72)

 岡山県にあるJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開催されている、国内男子ツアー「~全英への道~ミズノオープン」の2日目。4アンダーからスタートした大会ホストプロの小林正則が、この日4バーディ・ノーボギーと強風の中でも粘りのゴルフを見せ、単独首位に立った。

今大会はホストプロ小林正則の1打速報も開催!

 小林は前半2つのパー5でバーディを奪い、6アンダーで首位に並んで後半を迎える。しかし、風が強く吹き出したバックナインに入るとガマンの連続。共に約50センチにつけ“OKバーディ”を奪った15番、18番以外でパーオンしたのはわずかに2ホール。あとはアプローチと執念の1パットの嵐でしのぎきった。

 その中でも、最大のピンチは16番パー3だ。ティショットはこの日のピンポジションでは、絶対に行ってはいけない砲台グリーンとなっている左サイドへ。ピンまでは20ヤード、カップが見えないほどの打ち上げで、さらにピンをオーバーすれば急激なダウンスロープが待っている。落としどころが限りなく狭い難易度Aクラスのアプローチ。しかし、ここで「神がかり的アプローチでちゃったから」。ここしかないというところに絶妙の強さで落ちたボールは1メートル弱に寄りパーセーブ。最大のピンチを脱するとその流れを最終ホールのバーディに繋げて見せた。

 今大会にはミズノ契約のホストプロが14名出場しているが、その中で今最も勢いがあり、注目を集めているのが「とおとうみ浜松オープン」でツアー初優勝を飾った小林だ。その期待度の高さは、最も注目を集める石川遼と予選ラウンド同組に入ったことからもうかがえる。「(ホストプロ)やりがいの一つではあります。ミズノオープンですから、出来るものなら頑張りたい」ホストプロ優勝となれば最大の恩返しになる上に、「夢の舞台」と語るメジャーへの道も開かれる。「とにかく、一打一打ベストを尽くしてやるだけ」大きな目標を胸に気合いを入れ直した。

【2日目の順位】
1位:小林正則(-8)
2位T:金庚泰(キム・キョンテ)(-6)
2位T:プラヤド・マークセン(-6)
2位T:ブラッド・ケネディ(-6)
5位T:べ・サンムン(-5)
5位T:久保谷健一(-5)
5位T:チョ・ ミンギュ(-5)
8位T:藤田寛之(-4)
8位T:丸山大輔(-4)
8位T:上田諭尉(-4)
11位T:浅地洋佑※(-3)他7名
19位T:石川遼(-2)他7名
27位T:池田勇太(-1)他12名

※はアマチュア

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